独楽の歴史についてのメモ① 2021/01/23 01:58 Facebookでシェア URLをコピー 報告 独楽の歴史についてのメモ①最古の独楽は中東の古代都市ウルで発見されたセラミックの独楽が発掘されました、続いてトルコやエジプトでは木製の独楽が紀元前2000年に発見されます。中国も河姆渡の遺跡から発掘されますが北魏時代まで歴史書には出てこず唐宋時代に宮殿の女官たちの遊び道具として普及していきます。西洋ではギリシャ文明、紀元前1250年のテーベから粘土で作られた独楽が出土しました。紀元前27年のローマでは骨製品の独楽が出土、ローマの詩人オウィディウスはまた、彼の詩で独楽に言及した詩を書いています。西洋絵画でもゴンサレス・ルイス、カテドラル・デ・トレドなどの作品に描かれています。インドネシア~マレー半島ではガシン(独楽)は中東からの貿易業者によって450ADに最初にマレー諸島に来たと言われている。逆にスラウェシ島北部では1930年代に独楽が知られるようになる。インドネシアのリアウ諸島ではオランダの植民地になる前からガシンの競技が盛んでしたマレーシアとインドネシアは15世紀マラッカ王国(マラッカ=スルタン王国)に一大ブームになる。このように世界規模で独楽で遊ばれています。しかしどこが期限かというのは未だに謎で研究家の間では「自然発生的に発明、流入を繰り返したのでは?」と言われています。