■「台場練り」が示す伝統の心意気

■「台場練り」が示す伝統の心意気

姫路市に数多くある祭礼の中でも僕が特に好きな祭りは、「恵美酒宮」の祭りです♪

ここの祭礼では屋台の「台場練り」と呼ばれる荒業が披露されます。

「台場練り」とは、屋台を担ぐ者がいったんは屋台を差し上げます。
その間に屋台の台場(土台部分)に24人の者が入り込みます。

そして掛け声の合図とともに屋台を差し上げていた全員が一斉に手を放します。



その瞬間に約2トンある屋台の重みは、台場に入った24人の練り子だけにのしかかります。



一歩間違えれば大事故にもなりかねない荒業に、観衆は惜しみない拍手でその勇姿を讃えます。

台場に入る者、そしてそれを見守る練り子との、あうんの呼吸と信頼関係がなければ絶対に成立しません。

恵美酒宮天満神社の【台場練り】は姫路市の「特別無形民族文化財」にも指定されています。

興味のある方はYouTubeで「姫路市 台場練り」と検索してご覧ください♪

播州姫路の祭りに懸ける熱い男たちの勇姿がそこにはあります!

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