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■姫路の「祭り屋台」について

■姫路の「祭り屋台」について

姫路市の祭礼で練り出される「屋台」は【御輿屋根型】と呼ばれるものです。
よく「神輿」と混同されますが、この屋台には神様は乗っていませんので、あくまで奉納物としての位置づけになります。

この屋台は、大工師・刺繍師・太鼓師・塗師・彫刻師・かざり金具師など、日本の伝統工芸の匠の技を結集した芸術品であり、一台を総新調すれば数千万~1億にも達する場合もあります。

一台の奉納物にこれほど多くの職人の技が施されているのも珍しく、播州地方で伝統の技を磨いた職人のお弟子さんたちが全国に派生してきた歴史もあります。

屋台の大きさは太鼓の革の面(鏡面)の直径で決まります。
姫路市内の屋台では一般的に2尺3寸(約69センチ)の太鼓が主流となっており、それに合わせて大工師が屋台を設計・施工します。

新調の年は屋根に漆を塗らずに白木のまま祭礼に練り出され、その翌年に漆を塗って「完成」を祝います。

「祭りとは氏子が氏神に対して誠実であること」
そんな意識の中で形成されてきた文化と言えます。

写真:恵美酒宮天満神社・小瀬屋台(姫路市飾磨区)2016年10月8日 KOH撮影

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