「夜明けの幽霊探偵団」第5章:柚月と過ごした日々 2025/02/19 10:00 Facebookでシェア URLをコピー 報告 「夜明けの幽霊探偵団」第5章:柚月と過ごした日々(透花視点ストーリー)「柚月ー! 早く行こうよ!」透花は幼い頃から、柚月と一緒にいるのが大好きだった。二人で秘密の探偵団を作り、町の謎を解いてまわる毎日は、本当に楽しかった。透花は、柚月よりも少しおっちょこちょいで、よくドジを踏んだ。でも、柚月がいつも助けてくれた。「しょうがないなあ、透花は。」「えへへ、ごめん!」そんなやりとりが、ずっと続くと思っていた。でも、ある日。町のはずれの廃屋で見つけたあのノートが、すべてを変えた。「……この字、見覚えがある気がする。」廃屋の壁に彫られた奇妙な文字。ノートに書かれた「探さないで」の言葉。何かが引っかかった。まるで、何かを思い出せそうな感覚。「ねえ、柚月。もうちょっと調べてみない?」「うーん、危ない気がするけど……。」「大丈夫! ちょっとだけ!」そう言ったものの、その夜、透花はどうしても我慢できずに、一人で廃屋に行った。